子どものイヤイヤ期とは何かを知り、乗り越える
かわいらしい赤ちゃん期からイヤイヤ期に突入し、ストレスでママがイライラしてしまうことはありませんか?
子どものイヤイヤ期は、個人差はありますが、1歳半過ぎから始まり、2~4歳まで続くことが多いようです。
そのピークが2歳頃なので「魔の2歳児」と呼ばれることも。
実は反抗期は自我の発達とともに6ケ月頃から始まっていて、気に入らない離乳食を吐き出したり、眠る時にぐずりだしたりするようになり、1歳を過ぎると「イヤ」とはっきり話すようになります。
3、4歳になると何もかもイヤという時期も過ぎ、落ち着いてきますが、側にいるママがイライラしていると子どももイライラしやすく「まだイヤイヤ期が続いている」と勘違いされることもあります。
イヤイヤ期の子どもにはママが穏やかに過ごすことが大切だとわかってはいても、なかなかそう上手くできず自己嫌悪になり、自身を追い込んでしまうママもいます。
癇癪を起こす子どもにどうしていいのかわからない…
個人差があるイヤイヤ期ですが、子どもがただただ泣き叫んで癇癪を起こす場合もあり、ママはどうしていいのかわからず、ただ茫然としたり、逆にママの方が癇癪を起こして大きな声を出してしまったりと、お互いに疲れる日々を過ごしているという方も多いのではないでしょうか。
わかります。私も我が子の激しすぎる癇癪、イヤイヤに心底苦労しました。
そんな時に、ぜひ試していただきたい対応策があります。
イヤイヤ期の子どもに、一番効果的な対応は「イヤイヤを止めようとしない」「コントロールしようとしない」ことです。
イヤイヤ気は、子どもが自分の心と、思い通りにならない現実との間で、自分の心と折り合いをつける作業をしているのです。
つまり、イヤイヤ期は正常な心の成長期です。心を育てていくのに必要なプロセスなので、焦ってどうにかしようとしなくていいのです。
むしろ、まずはママが心を落ち着けて、子どものイヤイヤを受け入れて見てください。
「〜〜が嫌だったのね」「本当は〜〜したかったのね」と、子どもが言葉にできない気持ちを、代弁してみてください。
すぐには落ち着かないかもしれませんが、ママがわかってくれているということは伝わっています。
ママが共感するということを繰り返すことで、子どもは自分の心と折り合いをつける作業を進めることができます。
そしてママがわかってくれているという信頼にも繋がります。
ですので、子どものイヤイヤには、無理にやめさせようとせず、「代弁して待つ」で対応してみてくださいね。
けれどももちろん一筋縄ではいかないことばかりです。
終わりの見えないイライラ期に悩まされ、身近な人に相談するもなかなか上手くいかないという人は、ぜひ愛川にご相談ください。
また東京・港区で開催する「子どものこころのコーチング講座」にもいらしてくださいね。
子育ての何をどう改善すればいいのかを学ぶことができ、ママの心をラクにしていきます。